普段写真を撮っている皆さん、どんな写真を撮っていますか?
私はカメラを本格的に始めたのが4年前からです。
その4年間の中で、撮る写真や写真に対しての考え方も変化がありました。
今日はそんな変化のお話。
撮れ高を求めている?スポットでしかカメラは出さない?
SNS映えするような写真を撮っている!
写真や考え方の変化
私の4年間の写真の変化としては
以前は夜の写真、三脚を使用する撮影がほとんど。構図や配置を丁寧に考えてから撮る。
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現在は夜も撮るが日中が多い。三脚は使わない。
考えて撮ることもあるが、大体は何も考えないで感情の動くまま撮る。
というような撮影写真の変化がありました。
有名スポットを巡る日々
初めはNIKONのエントリー向けカメラを購入していましたが、すぐに辞めてしまいました。
私は写真を本格的に撮っていこうと思い撮り始めたのが2019年4月頃からです。
活動はInstagramを中心に毎日投稿し始めました。
その時の再スタートは安いフルサイズカメラにと、中古のSONY α7からスタートしました。
レンズは15mmの超広角レンズを使用することが多かったです。当時は超広角に感動してそればかり使っていました。この超広角レンズのおかげで順調にカメラに夢中になっていきました。
まずはひたすら写真スポットに向かったね
先人の視点の真似だね
初めは、いわゆる「撮影スポット」と呼ばれるような場所を巡る事が多かったです。
SNSで見てかっこいいと感じた所に向かって同じように撮り、真似して学んでいきました。
そこから徐々に構図や撮り方を自分で考えるようにもなっていきます。
オリジナル性や新しいスポット開拓の日々
定番写真が撮れるスポットには向かうが、そこからさらにオリジナルの構図はないか、別の視点はないか、まだ発見されていたない構図を探したり、その周辺を徘徊して良い場所を探して写真を撮るようになりました。
発想のヒントはSNSでの海外のフォトグラファーの作品から得る事が多かったです。
0から1の発想をするのはなかなか難しかったです。1から10に発展させるような感覚でした。
自分のスタイルの確立も徐々にされていきました。
自分はどんな写真が得意なのか、好きなのか。
結果、東京を拠点に夜の写真(夜景、ストリート、玉ボケ)やPhotoshopを使用て写真と非現実を合わせるPhotoshop Artが私のスタイルとなりました。
ひたすら他人と違うものを求めていた
個性だね
このスタイルでの作品が、様々なフォトグラファーから興味を持ってもらえるきっかけになりました。
当時Instagramでフォローしていた雲の上の人だと思っていた尊敬するフォトグラファーから認知され、フォローが返ってくるようになったのは嬉しかった記憶です笑
また、写真でのお仕事ももらえるようになっていきました。
目標としてたSONYからのお仕事を貰えた時は、今までにない喜びと、あっ来た。という割とあっけない気持ちもありました。
写真を撮る時は、他のフォトグラファーと撮りに行くと事が多く、1人で撮りに行くことは少ない、割合で言うと8:2くらいでした。
誰かと撮りに行くと良い発想がよく生まれてくる事が多く、実現できる写真も多かったです。
1人では出来ない撮影方法やノリや、そこにいてもらうだけの役割であったり。
時には1人だと恥ずかしくて出来ない撮影であったり笑
飽きと義務感
ですが、それは何年もは続けられません。
東京で今まで撮っていた景色が撮れる場所の数には限度があり、発想も無限に生まれるわけではありません。
そして、飽きがやってきます。何事にも飽きる時がきます。
どういう写真を撮っていくか。自分のスタイルを決めるのは良いことですが、同時に自分を縛る鎖にもなります。
自分のスタイルの写真以外は撮らないようになっていて、本来の純粋な楽しさとはズレていました。
撮れ高を探しにいかないと。いつしか義務感のような感覚をいつも感じる様になっていきました。
そして、写真を撮りに行くのは億劫になっていったのです。
夜景も撮り尽くしたし、新規開拓できるところも少ない
東京だけだと限界あるよね
新しいジャンルの写真への挑戦とFUJIFILMとの出会い
そんなある日、朝写活に誘われました。
日中の写真はほぼ撮らない当時、抵抗がありながらも挑戦していなかったジャンルの写真にも触れてみました。
それが思いのほか楽しく、日中の写真を多く撮るようになりました。
SONYのカメラは日中撮るのには、いい意味でも悪い意味でも写りの個性が少なく、機材も重いとよく感じるようになり、FUJIFILMのコンパクトデジタルカメラであるX100Vを購入します。(その前にLEICA Q2も購入しましたが、画角と色味が自分には合わず)
FUJIFILMのフィルムシュミレーションに驚きました。
この完成された色味は何を撮っても楽しい。
この辺りから日常の風景を記録するようになってきました。
日常写真がメインになってきたころ、SONYのカメラとレンズを完全に売却して、FUJIFILMのカメラに移行しました。
そこからはFUJIFILMのフィルムシュミレーションでスナップ写真と日常の記録を撮り続けています。
現在は撮影(スナップ)3:日常の記録7
くらいで写真を撮影しています。
自由な写真撮影スタイルへ
今は、Leica M10 Rをメインに(たまにFUJIFILM)出掛けた際に、スナップやカフェや日常の風景を撮りたいと感じたものなどの好きな物を好きなタイミングで自由に撮る事が多く、月に1.2回ほど撮影を目的に出掛けています。
SNSも統一感を崩してはいけないと、以前は投稿する写真を限定していましたが、今となっては前ほど影響力もないので好きなように投稿しています。
代わりに写真のお仕事自体はだいぶ減ってしまいました。笑
最後に
以前の方が、写真一枚一枚のインパクトは大きく、評価ももらえていたかもしれません。
ですが、今の方が自由に楽しく写真が撮れている気がします。
日常の何気ない風景でも、自分が良いなと感じた物を素直に写真に記録していくという、その感覚が大切なのではないでしょうか。
SNSで写真を見ていても、この人は何だか楽しく写真を撮ってなさそうと感じることがあります。
私と同じような感覚で、日常を気軽に記録できる様なカメラを購入している知り合いも多くなってきています。
作品を撮りに行くと言う心掛けで出かけるのもいいですが、出かけるついでに、散歩のついでに写真を撮ろうくらいの心の余裕がある方が楽しいのだろうと今では思います。
俺はこれからも他人からしたらどうでもいい様な写真しか撮らないかもしれないけどそれでいいんだ。こうしてブログにも沢山写真を使って多くの人に見てもらえるからね
これがブログのいいところだよね
カメラやレンズを新しく購入する時は、購入前に一度レンタルしてみて自分が本当に必要な機材か確かめた方がいいです。
私もさまざまなカメラやレンズを購入しましたが、思っていたのと違くて買っては売ってを繰り返していました。
レンタルしてみて本当に良いと思えた機材を購入した方が結果的に安く済みます。
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