10~12mmの超広角レンズ使ったことある?
広角は24mmくらいまでしか使った事ないよ
それはカメラ人生損してるよ
超広角レンズの中でもフルサイズ換算10~15mmのレンズをあなたは使った事はありますか?
使った事が無いとしたら正直勿体無いですよ。
今だとスマホにも12mmの広角レンズが搭載されているのがほとんどですが、カメラで使って編集して完成させる写真はレベルが違います。
私は、カメラを初めてから最初にカメラって面白いと感じるようになったきっかけが超広角15mmのレンズを使い始めてからです。
超広角レンズは写真の表現の幅が広がる事間違いないです。
そんな超広角の魅力と使うと面白くなるロケーション、撮影の方法を共有していきます。
超広角レンズの魅力
超広角とは一般的には24mm以下の事を指します。しかし、私の中での超広角は15mm以下を指します。笑
普段なんとなく目にしている視野を35mmくらいと言われています。
15mm以下になるとしたらどんなふうに見えると思います?シマウマレベルかな?
そう、15mm以下のレンズを使うとシマウマになれるのです。たぶん
超広角レンズを介して景色を見ると、自分の目では見れない景色に変わっているのです!
私も(フルサイズ換算)15mmの単焦点レンズで景色を見た時の衝撃、感動でずーーーーっとそのレンズを使ってどこでも写真を撮っていました。(今考えると15mmオンリーで写真撮ってるのやばい。)
15mmの画角でも正直驚きだったんですが、10mmの画角はさらに次元が違うものでした。笑
10mmや12mmになってくると、目の前にある景色全てを圧縮して閉じ込める。
本当にそんな感じです。その絵が面白くて10mmもいろんな場所で使いました。
ここまで超広角になってくると歪みや遠近感も面白いことになります。
遠くのものはどんどん小さくなって、近くのものは大きく写るので、それを利用して写真を撮るのも、表現として面白いです。
見てもらった方が早いはずなので、おすすめの使用ロケーションや撮り方を見てもらいます!
超広角レンズを使ったおすすめ撮影方法
超広角レンズを使用する時、景色だけを収めるのももちろん良いのですが、景色の中に人がポツンといるだけで、その世界の規模感が伝わってきて写真の迫力が変わってきます。
ですので、私の超広角の写真には人がポツンといる事が多いです。笑
一人ポツンといる事が重要なんだ
超広角な広大な世界観に一人だけってのが良いんよね
撮影時の注意
超広角レンズ、特に10~12mmになってくると歪みがとても強いです。
撮影時のカメラの角度がほんの少し悪いだけで、シンメトリー(左右対称)出なくなります。
後から編集で戻すのもかなり難易度が高いです。ですので、撮影時は何十回も撮り直しをすることは日常茶飯事です。
細かいところですが、左右対称ではなく歪んだまま撮影した写真を見るととても気になってしまいます。
歪みが出ないようにするには自分の撮影位置や前後左右上下全ての方向に注意しながら撮影する必要があります。
10mmとかだと歪みやすすぎて一つのロケーションで何十回も撮影するもんなあ
エスカレーターで永遠にぐるぐる上って下ってを繰り返したり、、、
超広角レンズの作例
広い空間、狭い空間、面白い構造の建築、そんな場所で使用するとどうでしょう?
作例の撮影に使用したレンズはSONY α7ⅢとLAOWA 10-18mm F4.5-5.6 ZOOMです。
私の傑作作品を見よ!
おう!見てやる!
建築内
広い空間
東京国際フォーラムで10mmで撮影した写真です。この広い空間を全て写してくれます。
静岡県にあるMOAアート美術館で使用した時の写真です。
群馬県の土合駅で使用した時の写真です。
立体駐車場で撮影した写真です。
広くない建築内
水族館で使用しました。
ホテルの宇宙船のようなエレベーターをしゃがんで下から煽って撮影した写真です。
建築の構造とマッチしすぎて大変お気に入りの写真です。
福島県のサザエ堂で使用しました。中はかなり狭いのと、天井に貼られているお札が歪みに放射状広がり、迫力が増した写真です。
Galaxy原宿で使用しました。周辺が全て鏡張りとなっているため、超広角レンズで撮影すると無限の空間が広がります。
チームラボの鏡の空間で使用しました。ここも周辺が全て鏡張りなので、反射した光が宇宙空間のように広がりました。
大阪梅田スカイビルのい天空へ続くエスカレーターで使用しました。
左右対称に撮影するために、人が来ないタイミングを使用して1時間は粘って撮影しました。笑
東急プラザ原宿の印象的な鏡の入り口で使用しました。
螺旋階段
真ん中に吹き抜けがあるような螺旋階段で超広角レンズを使用すると迫力のある写真が撮れます。
狭い所では大活躍します。
大きな建築物の近くで使う
東京タワーの近くから撮影しました。
スカイツリーのすぐ下ソラマチら辺で撮影しました。
神戸大橋のほぼ真下で撮影しました。
新宿小田急ビルから撮影しました。西側のビル群とハサミ型のロータリーが全て収めるためには12mm以下のレンズでしか撮影できません。
西新宿の歩道橋から損保ジャパンビル写真に収めつつ、パースによって車のレーザーも伸びて迫力が増しました。
浅間神社から撮影しました。工事前に訪れた時のものです。
ジャンクション
江北ジャンクションで撮影しました。
伸びる道路の形やカーブを利用して超広角レンズで撮影すると大迫力です。
奥に伸びていく道路も遠近感を感じられ立体感が出ます。
箱崎ジャンクションで撮影しました。
西新宿ジャンクションで撮影しました。
ジャンクションを下から煽って撮影すると迫力が出ます。
生麦ジャンクションで撮影しました。
外の狭い場所で使う
このような様々なところにある様なところの隙間からも面白くする事ができます。
毎年冬行われている横浜のヨルノヨのドームの中で撮影しました。
長秒露光
辻の札歩道橋から撮影しました。
建築とレーザーを入れて撮影するのも良いですね!周辺はパースがかかって良い感じに伸びてくれます。
リフレクション
大田黒公園にて使用しました。
浅草寺の水たまりで使用しました。
小さいリフレクションも反射を綺麗に全て画角内に収める事ができます。
星空
星の撮影においても使用できます。F値が低いレンズだとおすすめではありませんが、、、
まとめ
超効果レンズすげええええ
上手く使うと目を引くような写真が撮れる!こだわりが大事!
12mmの超広角レンズ買ってくる!!
いかがでしたでしょうか。
今まで訪れた場所も10mmや12mmの超広角レンズを持って、再び訪れると全く違う表現の写真が撮れます。
まだ超広角レンズを使用したことない人には是非使ってみてほしいです。
特に、人とは違った写真を撮りたいと思っている方には個性が出るのでおすすめです。
カメラやレンズを新しく購入する時は、購入前に一度レンタルしてみて自分が本当に必要な機材か確かめた方がいいです。
私もさまざまなカメラやレンズを購入しましたが、思っていたのと違くて買っては売ってを繰り返していました。
レンタルしてみて本当に良いと思えた機材を購入した方が結果的に安く済みます。
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