今私がメインで使用しているカメラはFUJIFILM X-S10というカメラを使用しています。
X-S10はFUJIFILMのカメラを初めて買う人には是非お勧めしたいカメラです。
このカメラFUJIFILMでスナップから普段使いからストリート撮影からポートレートからどのジャンルでもしっかり使える初心者からカメラ歴が長い人まで使う万能カメラなのに、価格で言うとなんと12万円前後くらいで購入できます。カメラの中ではだいぶ手がつけやすい値段ですよね(感覚がおかしい)
そんな今の私の愛用カメラFUJIFILM X-S10をレビューしていきます。
素直に良いところも悪いところも書いていきますね!
FUJIFILM X-S10 レビュー
X-S10は2020年11月に発売したカメラです。発売から2年経っています。
X-S10は500gに満たないほど軽量でありながらFUJIFILMの進化したテクノロジーが詰め込まれているとのこと。
現在販売されているFUJIFILMの最新機種であるX-T5の一つ前の機種のX-T4とほぼ同等の性能になっています。
X-S10はあらゆる人に色んな被写体を撮って欲しいカメラと開発者インタビューでも言っていました。
そしてFUJIFILMといえばフィルムのような個性や特性を出す、フィルムシュミレーションが有名です。
そのなかでも人気なクラシックネガを含む18種類のフィルムシュミレーションを使うことができます。
FUJIFILM X-S10は本格的な撮影はもちろん、普段の何気ない心が動く瞬間での撮影でも大活躍します。
X -S10のスペック
画素数 | 2610万画素 |
SDカード | シングルスロット UHS-1対応 |
レンズマウント | Xマウント |
ISO感度 | 160-12800 拡張モード(80/100/125/25600/51200) |
露出補正 | -5EV ~ +5EV |
手ぶれ補正 | 6.0段 |
シャッタースピード | メカニカルシャッター : 60分~1/4000 電子シャッター使用 : ~1/32000 |
連写 | 最大約30コマ/秒 |
液晶モニター | 約104万ドット |
電池 | 約325枚 |
本体サイズ | [幅]126.0mm×[高さ]85.1mm×[奥行き]65.4mm(最薄部32.9mm) |
質量 | 約465g(バッテリー、 SDメモリーカード含む) |
防塵防滴 | なし |
画素数は2600万画素と撮影するには十分な画素数です。
SDカードはUHS-1対応していて、ダブルスロットではなくシングルスロットです。個人的にはダブルスロットが良かったな(コンパクトにするためだと思いますが)
レンズマウントはXマウントとなっています。最近では純正レンズ以外でもSIGMAやTAMRONといったサードパーティ製のレンズもたくさんあるので価格も含めてレンズ選びはしやすくなっています。
手ぶれ補正も6段あるので、撮影時のブレは少なく撮り直しもあまりない印象です。
シャッタースピードは、メカニカルシャッターだと~1/4000となっているので、日中の撮影などは電子シャッターも使用しないと、F値開放だと明るすぎて撮りにくいイメージです。絞ればそこまで問題ないかと思います。
連写は最大で電子シャッターも使用して約30コマ/秒ですが、連続記録枚数はjpegで29枚、圧縮RAWで17枚となっているため30コマ/秒を生かしきれないなとは感じます。
電池持ちはあまり長くは持たない印象です。325枚撮影可能ですが、1日撮影などでは1~2個の予備バッテリーも持っておく必要があります。
防塵防滴機能は付いていないので、過度に水に濡れる環境には適していないです。
(豪雨などで晒される分にはそこまで問題はなかったです)
何よりもFUJIFILM X-S10は軽量コンパクトです。これが一番のメリットだと思っています。
カメラが軽かったり、小さいということはカメラを持ち出す時のハードルを格段に下げてくれるので、気軽に持ち歩けることがX-S10の最大の長所だと感じています。
X-S10の外観
次に見た目を見ていきます。
見た目はシンプルで万人に受け入れられるであろうスタイルです。
それぞれカスタムボタンが配置されています。
多すぎず、少なすぎないくらい。ただ、写真再生ボタンが左上にあるのが少し気になるところ、、、
撮影して確認する場合、私だと右下にあると嬉しかったなと。撮ってすぐに親指で押せる位置にあるx100vはとても便利なので。
上部です。右下のリアコマンドダイヤル、右から2番目にあるモードダイヤルと左側のファンクションダイヤル、ISOボタン、Qボタンが付いています。X-S10はISO感度やシャッタースピードなどはダイヤルではありません。
X-S10はなんとフラッシュが内蔵されていますので、暗所では活躍するのではないでしょうか。
注目して欲しいのがグリップの深さです。X-S10はグリップがかなり深いので持もやすく安心感があります。こんなにグリップが深いカメラはFUJIFILMではX-S10だけだと思います。
X-S10はバリアングルモニターです。画面を前側に向けて自撮りをしたり、縦撮影の時のローアングルでの撮影でも画面を見ながら撮影が可能です。チルトモニターが好きな人からしたら少し気になってしまうところかもしれませんね。
手に持つとそのコンパクトさが伝わるのではないでしょうか。本当に軽量コンパクトなんです。見た目は少しおもちゃの様などチープな感じがあるとも言われていますね。
レンズをつけるとこんな感じです。レンズが大きいのでたくましく見えますが、レンズが大きいのにも関わらずカメラが軽量コンパクトで持ちやすい形となっているので気になったことはありません。
X-S10の作例
X-S10で日中から夜まで撮影した色々なジャンルの作例を載せていきます。
レンズはFUJIFILM XF16-55mmF2.8 R LM WR です。
まとめ
FUJIFILM X-S10は日中から夜までサクサク撮影できます。
FUJIFILMは何より日中の色味がとても鮮明で綺麗です。「FUJIFILMは写りが良い」とよく聞きますが、これは撮影した写真を見たときに直感で感じることができます。
また、手ぶれ補正が付いているので、サッとカメラを出して撮影してもしっかり撮影できている印象です。FUJIFILMは夜景の撮影も綺麗に撮影できます。手持ちでもこんなに綺麗に撮影できるのって本当に凄いですよね。(人事)
APS-Cセンサーカメラですので、フルサイズセンサーカメラほどのダイナミックレンジの広さはありませんがそれでも十分なくらいの明暗の範囲を拾ってくれます。これは実際に撮影してみて編集した際に驚きました。
白飛びはしやすいが、暗部を持ち上げるとしっかりと記録されている印象です。
X-S10は個人的には少し気になる部分もありますが、それ以上に機能性が良く初めてFUJIFILMを使用する方や、初めてカメラを買う方にも自信を持っておすすめできるカメラです。
カメラやレンズを新しく購入する時は、購入前に一度レンタルしてみて自分が本当に必要な機材か確かめた方がいいです。
私もさまざまなカメラやレンズを購入しましたが、思っていたのと違くて買っては売ってを繰り返していました。
レンタルしてみて本当に良いと思えた機材を購入した方が結果的に安く済みます。
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