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Yuya
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[作例あり]XF27mm F2.8 R WR レビュー!超軽量コンパクトで最高なレンズだけど難点もある。

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X-E4につけるレンズを迷っている中、やはりこのレンズに辿り着きました。

X-E4X100Vのレンズ交換式バージョンとして使いたいと考えていました。

その中で様々なレンズを調べてみて、コンパクトで小さいサイズ感、30~40mmの画角と私の希望に当てはまるレンズがあまり多くはなくこのレンズXF27mm F2.8 R WRに落ち着いたという形です。

このレンズ難点もありますが、良いところも沢山あります。

今回は、使ってみての良い点や気になる点も含めて書いていきます。

目次

XF27mm F2.8 R WR レビュー

XF27mm F2.8 R WR

このレンズは2021年の3月に発売されたレンズです。X-E4の発売の1ヶ月後に販売されました。

FUJIFILMX-E4の開発者インタビューでも言われていたのですが、まさにシンプルな最軽量ボディのX-E4に付けてくださいという思いが込められたようなレンズです。

スペック

スペックに関しては良い点も気になる点もあるので共有していきます。

焦点距離27mm(35mm換算41mm)
F値2.8通し
最短撮影距離34cm
重量84g
サイズØ62mm x 23mm
フィルター径39mm
値段45000円ほど
防塵防滴(WR)あり
絞りリング(R)

焦点距離はとても使いやすい

この35mm換算41mmという画角が絶妙に良いです。

人の自然な視点に近い23mm(換算35mm)と自然な遠近感を持つろされる35mm(換算50mm)との間の約40mmがとても使いやすいんです。

23mm(換算35mm)だともう少し寄りたいと感じることもある。

35mm(換算50mm)だともう少し離れたいと感じる事がある。

その中間になるのでもう少し離れたいときや寄りたいときもあるが、バランスがよく使いやすい画角です。

F値は十分だけどもう少し欲しい

F値は開放からF2.8通しで撮影が可能です。

F値2.8ですので、大きなボケ味は感じにくいです。暗いところではもう少し明るくできたら良いなと感じることはありました。

強いていうなら開放F値はF2まであると嬉しいと感じました。

最短撮影距離は遠いのはネック

最短撮影距離は34cmですので、寄れないのはこのレンズの弱点の一つでもあります。

数回の撮影に使用しましたが被写体にもう少し寄りたいと感じることが割と多く感じられました。

特にテーブルフォトには全く向いてはいないと感じました。笑

最短距離で撮影してみるとこのような感じになります。

テーブルフォトの場合、もう少し寄りたいと感じる人は多いのではないでしょうか?笑

持っているのを感じないサイズや質量

サイズはØ62mm x 23mm、重さは84gと驚くべきコンパクトさと軽さです。レンズをつけている感覚がまるでない軽さです。笑

このレンズの存在意義はサイズの小ささと質量の軽さにあります。大満足です。

珍しいフィルター径

フィルター径は39mmとかなり珍しいのでほとんどの人は新しく新調する必要があるでしょう。

ブラックミストなど使いたいフィルターが販売されていない事があるので頭に入れておきましょう。

防塵防滴(Weather Resistant)

レンズ名にもある通りWR(Weather Resistant)は防塵防滴仕様という意味になりますので、雨の日の撮影でも安心です。

値段

値段は新品で見てみると45000~50000で販売しているところがほとんどです。

中古で購入する場合は30000~40000円程度で販売しているのを多く見かけます。

絞りリングがついている

絞りリングがレンズに搭載されているので、手で触りながら感覚で設定できます。

外観

次にレンズの外観を見ていきます。

すでにとても小型ですね

レンズふきが入ってます。

レンズです。

レンズフードとフードを付けた用のキャップです。

レンズキャップを外しました。

レンズの長さはかなり短いです。23mmですからね。

余裕で手に収まります。84gなので持っている感覚もほぼない。

X-E4に取り付けてみました。とてもスタイリッシュです。X-E4によく似合う。

レンズフィルターも付けていきます。39mmなんて持ってませんので買いました。

ビジュアルが悪くなりますね、、、厚みも当然ですが増しました。

レンズフィルターの上からレンズフードを付けました。とてもダサい、、、

おまけにレンズの長さが1.5倍くらいになりました、、、

ビジュアルがかっこいいならともかくダサくて長さが増すくらいならフィルターをつけるのをやめます。

レンズフードだけつけました。

このスタイルで持ち歩きます。

レンズフードを付けたのでこっちのレンズキャップは必要‍はなくなりました。

作例

XF27mm F2.8 R WRで撮影した写真も見ていきます。

ISO800 / F4 / 1/2400s
ISO160 / F4.5 / 1/1000s
ISO125 / F4 / 1/1000s
ISO100 / F4 / 1/1000s
ISO320 / F4 / 1/1000s
ISO500 / F2.8 / 1/500s
ISO500 / F2.8 / 1/500s
ISO200 / F4 / 1/500s
ISO125 / F4.5 / 1/250s
ISO200 / F4 / 1/500s
ISO800 / F5 / 1/250s
ISO250 / F4.5 / 1/250s
ISO250 / F4 / 1/250s
ISO500 / F4 / 1/500s
ISO125 / F2.8 / 1/250s
ISO1000 / F2.8 / 1/500s
ISO1000 / F2.8 / 1/125s
ISO1250 / F2.8 / 1/125s
ISO1250 / F2.8 / 1/125s
ISO1600 / F2.8 / 1/60s
ISO1000 / F2.8 / 1/60s
ISO1000 / F2.8 / 1/125s
ISO250 / F4 / 1/500s
ISO500 / F3.2 / 1/250s
ISO1000 / F4 / 1/180s

日中の撮影から夜の撮影、テーブルフォトなど一通り使ってみましたが困るところはそこまでありませんでした。

夜も高くてもISO1600で十分の撮影は可能です。

良い点と気になる点

XF27mm F2.8 R WRの良い点と気になる点を箇条書きしていきます。

良い点

  • 長軽量コンパクト(最大のメリット)
  • ボケ味、玉ボケもなかなか綺麗
  • 描写も気にならない
  • 価格はまずまず
  • 35mm換算41mmという画角が使いやすい

気になる点

  • レンズフードやフィルターをつけると見た目がダサくなる(純正でもなんでもメタルフードが欲しかった)
  • 被写体に寄れない(最短撮影距離が長い)
  • 暗いところでもう少し余裕を持って撮影したい(F2くらいまであると嬉しかった)
  • ピントリングが幅が細く回しにくい
  • AF音が少し気になる
  • 価格はまずまず

向いてる人と向いてない人

どんなレンズにも人によって向き不向きはあります。

個人的に感じた向いてる人と向いていない人を書いていきます。

向いている人

  • 日常の何気ない写真を撮りたい人
  • 機材の重さで悩んでいる人
  • スナップ写真を撮る人
  • 日中によく写真を撮る人
  • 機材をコンパクトにしたい人

向いていない人

  • テーブルフォトを撮る人
  • 暗いところでの撮影が多い人
  • 機材の重さに気になっていない人

まとめ

いかがでしたでしょうか。

XF27mm F2.8 R WRは常にカメラに付けておきたくなるレンズです。ふと近場も含めて出かける時や旅行の時など、気軽に持ち出したくなる、そんな気持ちにさせてくれます。

傑作を撮るためには、ひとつだけのルールがあります。それは、いつもカメラを持っていること。レンズが軽くなければ、いつも持っていられない。美しく写らなければ、いつも持っていたいと思えない。XF27mmF2.8は小型軽量なサイズに詰め込んだ高い描写性能により、最小限の労力で最大限の美しさを写しとることが可能です。

FUJIFILM XF27mm F2.8 R WR HPより

FUJIFILMのレンズページから引用しますが、まさにこの通りだと思います。

ふと急に現れるシャッターチャンスもその時カメラを持っていなかったら逃してしまうかもしれません。

XF27mm F2.8 R WRであれば、そんないい瞬間を最小限の労力で最大限の美しさで記録に残してくれるのでは無いでしょうか。

私もこのレンズとX-E4の組み合わせでどんどん写真を残していきます。

よく見かける意見ですが、X-E4のレンズキットとして入ってたら嬉しいなと確かに感じました。笑

普段使いでも、スナップ撮影でもカメラを持ち歩くのがお億劫になっている人たちに是非使ってもらいたいレンズです。

カメラを持つ機会が自然に増え、ふとした瞬間の写真を沢山残せるはずです。

2023年4月追記

このレンズを購入して2ヶ月後になんと手放しました。理由はこちら


カメラやレンズを新しく購入する時は、購入前に一度レンタルしてみて自分が本当に必要な機材か確かめた方がいいです。

私もさまざまなカメラやレンズを購入しましたが、思っていたのと違くて買っては売ってを繰り返していました。

レンタルしてみて本当に良いと思えた機材を購入した方が結果的に安く済みます。


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