MENU
Yuya
Cityscape,Nightscape,スナップ写真など幅広いジャンルで趣味で写真撮影をしています。
SNSで活動もしておりますので是非作品もご覧ください。
お仕事の依頼も受け付けています。

結局35mmに辿り着く。

当ページのリンクには広告が含まれています。

皆さんのいちばん好きな焦点距離は何mmですか?

私は35mmです。フルサイズで35mm。APS-Cで23mm。

色々な画角の単焦点レンズを試してみたりしているのですが、使いやすくてカメラにずっと付けておきたいと思うレンズは35mm。

最終的には35mmに辿り着く自分がいました。

あくまでレンズ1本だけ選ぶとしたら私は35mmを選ぶという事です。

今回はそんな35mmの話。

X100V(換算35mm)で撮影
目次

35mmという画角

50mmが普段人が見ている画角に近いのに対して、35mmという画角は、人の見ている視点からちょっと2〜3歩くらい後ろに下がったあたりから見えるエリアくらいです。

自分のすぐ近くを撮影するのにはかなり丁度良く、少し広めに撮りたければ引いて、近く撮りたいのであれば少し寄ればいいのです。

レンズ1本だけ選ぶとするならばいちばん使いやすいと思っています。

一番使いにくい画角だと思っていた35mm

カメラを始めてしばらくは、35mmという画角は一番使いにくい何を撮ればいいのか分からない画角でした。

50mmや85mmであればボケを生かした写真やポートレートというイメージはあり、まだ使う事もあったのですが、35mmの需要とは?と本気で思っていました。笑

当時の撮影スタイルとしては、思い三脚といくつかのレンズを毎回持ち歩き、展望台等からの撮影や建築を超広角レンズで煽ってダイナミックに撮影したりしていました。

ストリートでは、構図を決めて1枚1枚を考えて撮るような、まるで毎回作撮りのようなスタイルであったと感じます。

このようなスタイルには臨機応変に対応できるズームレンズの使用が多く画角も本当にバラバラでした。

ですので、一個の画角でだけで撮影するなんて出来ないと思っていました。

1枚1枚しっかり考えて撮影するそのスタイルもとても有意義なものでしたし、何より楽しかったです。

ですが、そういった撮影スタイルは、閃き、発想や日々新しいスポットの開拓が重要になってきます。ですので、1〜2年もすれば新しいものが思い浮かばなくなったり、近場の新しい撮影スポットがだんだんと見つからなくなっていったりします。

35mmへの興味のきっかけ

前述の撮影スタイルに飽き始めて写真を撮る回数が少なくなってきた頃、大きい重いカメラや三脚を持つ理由が分からなくなってきます。

楽しくてしょうがなかった頃は、荷物がどんなに重くてもへっちゃらでしたが、義務感が入ってくると話は別です。

軽いカメラ、コンパクトなカメラが欲しいと思うようになり、コンパクトデジタルカメラを探し始めます。

そうして購入したのはLeica Q2

え、チョイスおかしくない、、、?

分かる

当時は以上に引き寄せられ購入しましたが、Leica Q2のフルサイズで画角は28mmと私には広すぎると感じる画角でした。

他にも理由はあるけれども、Leica Q2を売却してFujifilmのX100Vを購入しました。

X100VはAPS-Cで23mm(換算35mm)のレンズが付いたコンパクトデジタルカメラ。

X100Vを使い始めて何気ない瞬間、いいなと思った景色を撮影し始めました。

脳みそカチカチで、かっこいい写真は構図はこうでなければいけない。1枚で価値のある写真を撮らなければならないという頑固な概念から、私はだんだん解き放たれていきました。

素直に写真を撮るのは楽しい。

こう感じるきっかけになった画角が35mmだったから好きなのもあるけれど、画角的にも撮り方とあっているんだと思います。

色々な単焦点レンズを使ってみた。

35mm以外にも20mm,24mm,28mm,40mm,50mm,85mmなどの単焦点レンズはよくあるけれども結局どれも納得がいかず。

40mmは35mmと50mmの間で絶妙な距離感で結構良かったです。現状あるFUJIFILMのレンズで新たに私が求める他の要素も入ったレンズであればまた購入することがあるかもしれません。

28mmのレンズはiphoneなどのスマホの標準で備わっているレンズとほぼ同じ画角なので、かなり身近で使いやすい画角ですので悪くないとも思っています。私自身の環境が変わることで一番使うようになるかもしれない画角だと考えています。

20mmや24mmなどの超広角寄りの広角レンズは広すぎてしまいます。

50mmや85mmは近くのものが撮りにくいという部分で、使い所が限られると感じます。

あくまでオールマイティにどの場面でも使いやすいという条件の元での考えです。

FUJIFILM X100V(換算35mm)で撮影

35mmという画角の魅力

35mmの一番の魅力はオルマイティに使えるという点が非常に気に入っています。

近ければ少し引けばいい、遠ければ寄ればいい。どのレンズにも言える事ですが、一番その距離感のバランスが良いと感じるのです。

FUJIFILM X100V(換算35mm)で撮影
FUJIFILM X100V(換算35mm)で撮影

そのバランスが良いというのは、いざ撮りたい時にファインダーを覗いてみて自分が動く必要が、35mmは一番少ないという事です。

撮りたいと思った瞬間は、動いている間に過ぎてしまう事も時にはありますからね。

FUJIFILM X100V(換算35mm)で撮影
FUJIFILM X100V(換算35mm)で撮影
FUJIFILM X-E4 + XF23mm F2 R WR(換算35mm)で撮影

ちょっとしたテーブルフォトだって撮りやすい。引いても自分の胸あたりくらいの場所から取ることがほとんど。

寄る事もできます。(最短撮影距離が35cm~なってくるとよりにくいかもしれませんが)

FUJIFILM X100V(換算35mm)で撮影

広角なので夜景の撮影だって撮りやすいです。

まさにオールマイティ!

まとめ

いかがでしたでしょうか。今回は私が1本の単焦点レンズを選ぶなら35mmしかないというお話でした。

日常生活での記録にどの画角のレンズを選ぼうか迷っている方、サブカメラを買おうとしている方、オフショットや裏方の撮影などを考えている方

35mmはとっても良いですよ。

私から言うと、35mmで撮影するのが楽しいと感じている人は、間違いなく写真を素直に純粋に撮っていると言えます(それ以外は素直に純粋に写真を撮っていないというわけではありません)

昔は拒絶していた35mmの画角が今では一番好きな画角だなんて、少しは昔より自分が成長できているのだろうと信じています。笑


カメラやレンズを新しく購入する時は、購入前に一度レンタルしてみて自分が本当に必要な機材か確かめた方がいいです。

私もさまざまなカメラやレンズを購入しましたが、思っていたのと違くて買っては売ってを繰り返していました。

レンタルしてみて本当に良いと思えた機材を購入した方が結果的に安く済みます。

《新品》 Leica (ライカ) Q2 [ コンパクトデジタルカメラ ]【KK9N0D18P】
【新品】FUJIFILM X100V [シルバー]

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

よかったらシェアしてね!

コメント

コメントする

目次