私は現在所有しているレンズはFUJIFILMのXF18mm F2 RとXF35mmF1.4 Rの2本なんだけども、近くでみ撮れる万能なXF18mm F2 R(フルサイズ換算27mm)を使うことが多く、XF35mmF1.4 R(フルサイズ換算52mm)は少なくとも1m~くらいは離れないと近くのものが撮れないため、なかなか不便だなあと印象がフルサイズのカメラを使っている時からずっと感じていたのだけれども、最近は気付いたら50mmの画角で撮影していることが多いのです。
ただただ近くが撮れないという理由だけで避けていた様な気がします。
例えばこんな景色。
広角レンズではクロップズームをしても流石に厳しいものがあリます。
50mmの画角であれば周りの景色もちょうどよく写したい被写体もいいサイズ感で写ることに気付いたんですよね(今頃)
それでも遠いのであればクロップズームで割となんとかなるんですよね50mmって(カメラが高画素機なら尚良い)
例えばこの2枚。50mmならクロップで割と2倍クロップレベルまでならなんとかなる。この写真は夜でかつ明かりが少ない場所だったのでノイズ除去もしっかりして使えるレベルではありますが。
もっと明るい場所であったり日中であれば2倍よりもさらにクロップしても普通に使えます。(X-T5の4000万画素では)
撮影後クロップしないでバチっと決まる写真なんて考えて撮影しない限りほとんどないんです。私はクロップすることがほとんどなので、普段考えてないことがバレバレですね。笑
広角ではやりにくく50mm位からやりやすくなるのが前ボケを入れた写真ですよね。
開放だとボケすぎてしまうことがあるため少し絞る必要がありますが、こういう風景の写真って風景だけ撮るのもいいけどこういう前ボケがあるかないかでもその場の雰囲気や奥行き感とか感じられていいですよね。
もちろん広角で広く風景の手前の雰囲気を入れるのもいいですが、景色とそれを撮っている人が1人だけ前ボケで入るくらいがとてもバランスが良くて好きだなと感じます。それが50mmくらいなんですよね。
友人、家族、パートナーの距離感は広角~35mmまでを使う事が多いかもしれない。
ちょっと引いて被写体を目立たせることが出来る50mmの写真はまた違った良さがある。
50mm〜の画角になってきてやっと被写体が浮いてくるという感覚が味わえる気がする。
もちろん開放F値が1.2とかフルサイズなら35mmとかでもあんまり変わらないとかあるかもしれないけど。
この2枚の画角の写真では好き嫌いが分かれそう。
F値の問題もあるけども50mmの画角では背景は玉ボケで街の輪郭は少ない。
27mmの画角では建物の輪郭が残るボケ方。
ちなみに私は50mmの画角の方が好きです。見て欲しいのは面白い光の当たり方をするパートナーだからです。街の光ははあくまで引き立ててくれる副題だからです。
お花のように何か一つをしっかり目立たせたい撮影には50mm〜の単焦点レンズって最強なんですよね。
広角での使い方が下手だからか好みの問題なのかは分かりませんが。
やはり開放でぼかして撮るはいつになっても好きなのです。
カフェとかに限っては写り自体はやっぱり50mmくらいの方が目立って好きなんだけども、やはり場所の広さがネック。
まま引ける広さがあるならともかく、そうではない場所の方が多いです。そうなるとやはり広角の方が欲しくなってしまうんですよね。ズームがあれば全部解決ですが。笑
でも50mmくらいからは歪みがないのがとてもポイント
対面の距離が広めのカフェではやはりこのくらいが限界です。40mmくらいであればと思う時はあります。笑
最近はようやく50mmの画角と仲良く慣れてきた気がします。
ちなみに85mmや135mmなどの画角とはまだ顔見知りです。笑
50mmが標準のレンズっておかしいだろってずっとずっと思ってきましたが、やっと少し分かってきて嬉しく思います。
でもXF35mmF1.4 Rが神レンズと言われる理由はまだイマイチ分かりません。笑
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