私は普段「XF18mm F2 R」を付けたままにしにしています。
どこかへ出かけるときのお供に最適だからです。
このレンズはスナップ撮影などでももちろん活躍するのですが、日常生活を切り取るという役割としてこそ活躍するレンズだと私は思っています。
なんと2012年発売のレンズでありながら現役のメインレンズで使用している人が沢山いるほどの名レンズなのです。
XF18mm F2 R
スペック
XF18mm F2 R | |
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焦点距離 | 18mm(35mm換算27mm) |
絞り | F2~F16 |
最短撮影距離 | 18cm~ |
外形寸法 | ø64.5mm × 33.7mm |
質量 | 116g |
フィルター径 | 52mm |
値段 | 新品約80000円 / 中古約48000円 |
手ぶれ補正 | なし |
防水機能 | なし |
焦点距離
この焦点距離こそが日常付けっぱなしの理由の1つです。
18mm(35mm換算27mm)という画角は絶妙な使いやすい画角なのです。
スマホやiPhoneの通常レンズの画角も24mm~26mmほどです。スマホで気軽に写真を撮るかのように日常を切り取ることができる画角なのです。
絞り
絞りもポイントです。最小F値は2と明るめのレンズです。
暗いところでの撮影もISO感度を無理に上げることなく写真の明るさやシャッタースピードを保つことが可能です。
最短撮影距離
最短撮影距離は18cmまで被写体に寄ることが出来ます。
思ってるよりも結構被写体に寄れるのでテーブルフォトなどにも使いやすいです。
サイズ、重さ
サイズは手に余裕で収まるようなコンパクト。質量もわずか116gしかありません。もはや重さを感じません。
値段
値段は2012年に発売されたレンズであるにも関わらず新品で80000円、中古48000円ほどします。
APS-Cのレンズとしては高価ですし、発売されてから10年以上経つと考えると値段設定は異常ではないかと感じます。
上位互換的なレンズがなく同じ画角のレンズがないのが理由かもしれません。18mm付近の単焦点レンズとは別で近いものは16mmF2.8 R WRくらいです。
外観
XF18mm F2 Rの厚さはわずか6.4cm
レンズフードを付けても8cmほどです。
レンズフードを付けた状態でもレンズフードキャップが付いています。
カメラに付けた状態でもかなりコンパクトなのが分かります。
XF18mm F2 Rはカメラに付けた状態の厚みはこんな感じです。XF27mm F2.8 R WRに近いレベルのコンパクトさです。
作例
お出かけに最適レンズ
XF18mm F2 Rはちょっとしたお出かけ時に持ち歩き友人や彼女彼氏や家族、ペットをふとした瞬間に撮影したりテーブルフォトなどの距離感の撮影が得意です。
ですので、日常生活に溶け込むことができ付けっぱなしのレンズとして活躍するのです。
XF18mm F2 Rのこの画角はカメラを始めた初心者にも使いやすいおすすめの画角です。
日常の写真を撮影していきたいという人には初めの一本目のレンズとしても最適です。
逆にスナップを撮影したい、周りをぼかして被写体を目立たせたいというような用途がメインで使痛いという人にはおすすめできません。
気になる所
レンズ駆動音
オートフォーカスを合わせる時に駆動音が結構あります。
ピントを合わせるときにガチャ、オートフォーカスに迷う時はウィンウィンギチギチッという感じです。
現代のレンズとしてはありえない音がしますが、10年前のレンズですからしょうがないといえばしょうがないですよね。
私は特に気にしない人間なのでいいのですが、気になる人は気になるレベルではあると思います。
絞りリングがやや軽い
絞りのリングがやや軽いので、掴む場所が少ないためレンズの取り外しをする際などに触れてしまい結構動いてしまったりします。
小型であるために起こる事ですね。
まとめ
XF18mm F2 Rは発売から年月が経っていますが、サイズ的にも画角的にも本当に使いやすいレンズです。
FUJIFILMに28mmという画角でここまでコンパクトな単焦点レンズが他にないので必然的に選ぶならこのレンズしかなくなるというのはありますが、それでも10年前のレンズとは思えないくらい使いやすいレンズです。
多くのFUJIFILMユーザーが使っているのも目にします。
日常的な友人であったり彼女彼氏であったり生活を気軽に撮影したい、出来るだけコンパクトにしたいという方には絶対おすすめのレンズです。
作例を見てもらいどんな距離感で撮影出来るのか見てもらたと思います。
XF18mm F2 Rで友人家族パートナーを是非沢山撮影してあげてはいかがでしょうか?笑
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