今年5月頃から始めた35mmフィルム写真ですが、現時点で約60本のフィルムを使ってきました。
ペースとしては月10本ペーストいうことになり、費用がバカになりません。笑
なるべく違うフィルムを使おうと思い、様々なフィルムを使っていたところ30種類を超えていました。
せっかくなので、数あるフィルムとどんな写真が撮れるのかの参考にしてもらえればと思います。
モノクロフィルムに関してはまだ入っていませんのでカラーネガフィルムのみとなります。
ちなみに撮影は全てLEICA M3+Summicron 5cm F2 or Elmar 50mm F2.8で撮影しています。
現像は楽天市場より購入できる、桜カメラさんで現像しています。
FUJIFILMのフィルム
FUJICOLOR 100
FUJICOLOR 100は現時点で最も安く買えるフィルムなのではないでしょうか。
多くのお店で買う事ができ、1300円台〜販売しているので、晴れの日などは助かります。
写りも素直な写りで使いやすいです。
SUPERIA PREMIUM 400
SUPERIA PREMIUM 400は生産が終了したみたいで、なくなり次第終わりとのことですが、割と販売しているお店がまだあります。
値段は2000円前後で、写りは自然でとても綺麗なので私は好きなフィルムです。
X-TRA 400
SUPERIA X-TRA 400もSUPERIA PREMIUM 400と同じく生産終了となっているみたいですが、販売しているお店はちょくちょく見かけます。
自然な写りですがフィルムらしい一面もあり使いやすいフィルムです。
値段は2000円前後となっています。
FUJICOLOR C200
FUJICOLOR C200は日本では生産されていなかったフィルムです。期限が切れているものなど以外はあまり手に入りにくいかもしれ前ません。
また中国の工場で生産が決まったらしいですが、日本には入ってこないのではと思います。
期限がわずかに切れていましたが、値段は3400円ほどでした。
写りはかなり見た感じに近く綺麗な写りなだけにどこでも買えないのが残念です。
FUJIFILM 200 SPEED FILM
FUJIFILM 200 SPEED FILMはamazonなどやお店でも置いているのを見かける海外パッケージ品になります。
値段が比較的安価で3本入りで4800円ほどなります。
ですが、中身はKodak Gold 200と言われており、実際使ってみるとFUJIFILMにはない暖色感があ理、あながち間違いではないかもしれません。
FUJIFILM 400 SPEED FILM
SUPERIA PREMIUM 400やX-TRA400がなくなり次第このFUJIFILM 400 SPEED FILMになっていくみたいです。
値段は1700円前後でISO400のフィルムでは安価な方だと思います。
写りは可もなく不可もない写りかなと感じます。
FUJIFILM 400
海外パッケージのFUJIFILM 400は中身はX-TRA400と書いてありますが、実際届いたものはFUJIFILM 400 SPEED FILMと全く同じフィルムでしたので、おそらく同一のものかと思われます。笑
amazonで3本で5000円ほどで販売しています。
個人的にはこちらのフィルムの方が写りは好きでした。
個人的には写り自体結構良いなと思うフィルムです。
Kodakのフィルム
ProImage 100
Kodak ProImage 100は基本5本入りで販売していますが、1本ずつ販売してくれている場所が多いです。
値段は1800円〜となっています。
Kodakらしい暖かい雰囲気はありつつ暖色すぎない優しい写りのフィルムです。
Ektar 100
Kodak Elgar 100はプロ向けのフィルムとなっています。
値段は3400円ほど決して安くありません。
彩度は他のフィルムと違いしっかり載っているイメージです。
シャープネスも高くデジタルなのではと思ってしまう写りです。
ColorPlus 200
Kodak ColorPlus 200はだいたいどこにでも置いている定番フィルムです。
暖色が強めで、オレンジがかるノスタルジックな雰囲気の写りとなります。
値段は1600円〜となっています。
Gold 200
Kodak Gold 200も置いていないお店はないのではというくらいどこでも購入できます。
ColorPlus 200と同じように暖色が強く暖かい写りが特徴です。
値段は1400円〜買う事ができます。
UltraMax 400
Kodak UltraMax 400はKodak唯一のISO400のカラーネガフィルムです。
暖色が強いと思いきや青が特徴で綺麗な写りをします。ついつい海で使いたくなりますね。
値段は2000円前後で、だいたいどこでも買えるフィルムです。
PORTRA 160
Kodak PORTRA 160はPORTRAシリーズの一番ISOが低いフィルム。
写りは流石で、彩度、コントラストが絶妙でとてみ綺麗な写りです。
5本入りで販売が基本ですが、単品で買える場所も多くあります。
1本2500円ほどとまずまずな値段です。
PORTRA400
Kodak PORTRA 400はかなり有名で好評なフィルムですよね。
写りは本当に綺麗で、人をフィルムで撮るならこれを使いたいですね。
彩度とコントラストが絶妙で少し低めです。
しかし、値段が現在単品では4000円ほどと高価です。
5本入りであれば、1本あたり3000円未満で買えます。
PORTRA 800
Kodak PORTRA 800はデーライトで貴重なISO800のフィルムです。
暖色で綺麗な写りでISO800なので夜でも活躍します。
しかし、値段が4000円前後と高価となっています。
Lomographyのフィルム
COLOR NEGATIVE 400
Lomography Color Negative 400は基本3本入りで購入できます。
amazonで7000円ほどで、1本あたり2300円ほどになります。
写りは可もなく不可もない印象です。
COLOR NEGATIVE 800
Lomography Color Negative 800は貴重なISO800のデーライトフィルムです。
現行で買えるISO800のデーライトフィルムは後はPORTRA 800しかないので
3本入りで7500円ほどでこのフィルムは買う事ができるので、ISO800のデーライトフィルムが
欲しい場合は実質この1択となります。
LomoChrome Purple 100-400
Lomography LomoChrome Purple 100-400は面白いカラーのフィルムです。
まるで赤外線カメラのような写りになるため、いつもの光景が非現実的な色味なります。
面白い表現やたまに使うにはとても面白いフィルムです。
ねdなんは1400円ほどで買う事ができます。
その他のフィルム
SABTACOLOR 100
SANTACOLOR 100はフィンランドのフィルムです。
可愛いサンタのパッケージが特徴的です。
オレンジがかる写りをするフィルムです。
値段は2500円前後となっており、フィルムは再利用品のため、フィルムエンドはテープどめです。
現像時は注意が必要です。
MARIX 400D
MARIX 400Dは映画用フィルムを写真用にしたシネマフィルムのデーライトフィルムです。
通常のデーライトフィルムと違い、シネマフィルムはデーライトフィルムでもホワイトバランスはタングステンフィルムのように低めな写りをします。
また、シネマフィルムは静電気を防ぐ層を取り除いてあるため、光源には赤いハレーションが出ます。
値段は2400円前後となっています。
MARIX 800T
MARIX 800Tは24枚撮りと36枚撮りの2種類があるタングステンフィルムです。
シネマフィルムは静電気を防ぐ層を取り除いてあるため、光源には赤いハレーションが出ます。
夜は青みがかった写りがいい味を出してくれます。
MARIXのフィルムは最初の数枚は盛大な観光をしていたりもするので注意が必要です。
MARIX 800Tは他のISO800のタングステンフィルムと比べ2000円前後で安価なのが助かります。
CineStill 800T
CineStill 800Tはタングステンフィルムの代表的なフィルムですね。
写りは他のタングステンフィルムと同じように夜などは青みがかる写りで映画のような写りです。
値段は3300円〜4000円ほどと安価ではありません。
AMBER T800
AMBER T800は映画用フィルムを写真用にしたものです。
青みがかったシネマチックな写りが特徴的です。
amazonで2400円ほどで買える27枚撮りのフィルムです。
色々なお店も置いてあるフィルムです。
STRIX vision 800T
STRIX vision 800Tは映画用のフィルムから写真用に作られたフィルムで、青の深みのある雰囲気になります。
割と新しいフィルムみたいで、購入自体はできる所が少なく、たまプラーザのチャンプカメラで2880円で購入しました。
CYBERPUNK 640T
CYBERPUNK 640Tも映画用のフィルムから作られた写真用のフィルムです。
とても名前に惹かれるフィルムですね。笑 ISO640も珍しいです。
写りは他のタングステンフィルムと同じような写りです。
フィルムエンドはテープどめでしたので現像は注意が必要です。
VIBE 800
VIBE 800も映画用のフィルムを写真用にしたものです。
置いてあるお店が増えてきているフィルムです。
写りは他のタングステンフィルムと同じく青みがかる映画のような写りです。
値段は27撮りで2700円ほどです。
フィルムエンドはスプールどめでした。
UMI 800
UMI 800も映画用のフィルムから作られたISO800のタングステンフィルムです。
和風なジンベエザメが描いてあるパッケージでお洒落です。
値段は3000円前後で、フィルムエンドはスプールどめでした。
REFLX LAB 800T
REFLX LABは中国初のフィルムで、他にもフラッシュなどフィルム関連のアクセサリーを販売しています。
REFLX LAB 800も映画用のフィルムから作られています。
ヨドバシ通販などでも見るようになり、様々なところで買えるようになってきました。
値段は2500円前後となっています。
HANDS ON FILM Midnight 1600
HANDS ON FILMははシンガポールのメーカーのフィルムです。
Midnight 1600は貴重なISO1600のタングステンフィルムです。
撮影に余裕を持って使えるフィルムで重宝しています。
フィルムエンドはテープどめなので現像は注意が必要です。
置いているお店はまだ少ないですがおすすめです。
期限切れフィルム
期限切れフィルムは数多くありますが、上記の写真のようなFUJIFILMの種類のものを10本ほど使いました。
期限切れフィルムは10年期限が過ぎるごとに1段明るく撮るといいとされています。
そこからさらに余裕を持って+1段明るく撮るような撮り方でしっかり露光すれば、私が使用したものは問題なく写りました。
例えば、ISO800のフィルムで20年期限切れであれば、ISO100のフィルムとして設定するといった感じです。
緑でザラザラな写りなどはだいたいただの露光不足なだけです。期限切れの写りというわけではないと思います。
メルカリなどで仕入れますが、結局普通のフィルムと同じような値段で出品されているので、最近はあまり買わなくなりました。
コントラストと彩度は少し本来の色味よりも落ちていますが、良い写りをします。
まとめ
いかがだったでしょうか。
こんなに多くの種類のフィルムを使っても、まだまだ無数に存在しますからね。
まだまだフィルムはこの先も生き残っていくでしょうね。笑
多くの種類のフィルムを使って感じる事は、色んなフィルムがありますが、だいたい写りは数パターンだという事です。
特に映画用のフィルムから作られたシネマフィルムはほぼどれも同じような写りをします。まあそれでも違うフィルムを使ってしまうんですけどね。笑
フィルムを買う人は値段も含めて是非参考にしてみてくだい!
私はフィルムカメラで撮影したフィルムを現像に出す時は郵送で桜カメラに毎回お願いしています。
フィルムの値段が上がる中、桜カメラは現像+データ化(600万画素CD書き込み)をフィルム1本480円という破格の値段でしてくれます。
CD書き込みでなくデータ転送となれば、桜カメラに届いた日の夜には現像データ化がされスキャンした写真データが送られてきます。それでもフィルム1本880円という安さです。
フィルムスキャン時の写真の仕上がりの要望も頼む事ができます。
海外のフィルムなど現像可能なフィルムの幅も多く本当にいつもお世話になっています。
フィルムカメラを使っている多くの人に桜カメラを知ってもらえればと思っています。
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