私はISO2000以下で生きている。
突然おかしな事を言っているように感じるかもしれませんが、そういう事なんです。
撮影の際ISOを2000よりも上げないようにしているのです。
フルサイズのいくらダイナミックレンジの広いカメラでもです。
高画素だと尚更写真ノイズが目立ってしまうからどうも苦手です。まだ、ノイズを味と素直に思える感覚には至っていません。
同じような人は多いのではないでしょうか。
ですが、そんな不安を取り除くアップデートがAdobeのLightroom Classic,PC版Lightroom,adobe Camera Raw(PSでも可)に登場してしまったのです。
どうしても高感度によるノイズが苦手でISO2000未満で撮影できるように、他の部分で調整してたけど、これはありがたすぎる
男は黙ってISO51200だろうが!
AIによる高感度ノイズ除去機能
今回追加されたAIによるノイズ除去機能は高感度での撮影で生じるデジタルノイズを除去する機能です。
写真のディティールを損なう事なく写真の品質を向上する事ができます。
話題のDxO Pure Rawみたいな感じかな
Pure Rawは14900円するみたいだね
よし、今までの写真で高感度ノイズが強い写真で試してみよう
AIノイズ除去機能をかけてみる
ノイズ軽減の所にAIノイズ除去が追加されている。
撮影時ISO感度は4000です。
よしかけよう。元はノイズが目立ちますね。
70%にした時のプレビュー。え、凄すぎる。
推定時間は1分ほど。私のMacbook airは2020年のM1チップ搭載です。
出来上がるとこんな感じに2枚表示されました。元画像とDNGデータ。
DNGデータはRawデータと同じように編集可能です。
ノイズ除去前、後がこちら
70%でこんなにも綺麗になりました、、、AI君凄すぎるよ、、、かけすぎると違和感が出そうなので70%にしました。
しかし滑らかになりすぎてもなんと微調整も可能です。
予想以上に写真が滑らかになった場合は
公式の文章に書いてあるのですが、予想以上に滑らかになりすぎた場合は「粒子」機能で微調整すれば自然になるとのこと。
色々な写真に使ってみた
こちらのISO1600で暗めに撮影し、編集した写真にAIノイズ除去をかけてみます。
70%での効果のプレビューです。
完成写真です。粒子なども追加していませんが、とても綺麗な仕上がりです。細部も見ていきます。
素晴らしい仕上がりに感動するばかりです。
次にこちらの写真。撮影時ISO1250ですが、かなり暗めに撮った写真です。
AIノイズ除去効果は80%でかけてみました。
悪くない結果なんですが、細部のディティールが微妙だったので、粒子を自然になるように調整してみました。
先ほどより自然な仕上がりになりました。
元の写真から見違えるレベルに変わりました。感激です。
最後にもう一枚やってみます。
こちらはISO1600で水族館でかなり暗めに撮影した写真です。かなりノイズが強いです。
AIノイズ除去90%でかけてみます。
とても綺麗になりましたね。ちょっとツルツルなので粒子も入れてみます。
とっても自然で綺麗な仕上がりになりました。文句ありません。
注意点
この機能を使う上で大前提はPC版のLightroom,Lightroom Classi,Photoshop(CameraRaw)で使える機能だということ。
モバイル版では使えないので注意しましょう。いつか使えるようになりそうで怖いですが、、、
効果はただ強くかけるだけでは、ツルツルな不自然な仕上がりになることもあるので、ディティールの調整は必要です。
PCのスペック次第では時間がかかったりできなかったりしてしまうこともあるようです。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
これはとんでもない機能がLightroomに追加されましたね、、、
何が凄いかって、Lightroom内で全て完結できる所なんですよね。
外部ツールの存在は知ってはいましたが、ダウンロードして連携させてっていうのが面倒で触れていなかったけれどもLightroomだけで完結できるならどんどん使います。
暗い場面でどうしてもISO感度を上げなくてはいけない場面ってどうしても出てきます。
ですが、この機能があればもう怖くなくなりました。笑
adobeの記事では、機能を更に向上させて更に解像度を向上させる予定みたいです。
数年後が恐ろしいですね。笑
スナップでもISO感度どんどん上げていこうと思う。
男は黙ってISO感度51200だろ!!
本気でありなんだよなあ
カメラやレンズを新しく購入する時は、購入前に一度レンタルしてみて自分が本当に必要な機材か確かめた方がいいです。
私もさまざまなカメラやレンズを購入しましたが、思っていたのと違くて買っては売ってを繰り返していました。
レンタルしてみて本当に良いと思えた機材を購入した方が結果的に安く済みます。
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