X-E4に似合う使いやすいレンズは何かというもので結局たどり着いたXF27mm F2.8 R WRでしたが、先日売却しました。
短命でした、、、(2ヶ月)
まあ、扱いずらさ、難点も含めて使用してみたというのはあります。
元々X-E4は撮影(スナップなど)を目的としてではなく、日々の日常を切り取るために使うカメラとして使っています。使用するレンズに関しても小型、軽量、単焦点レンズと決めて選択しています。XF27mm F2.8 R WRの役割もそうでした。
私の場合、一つモヤモヤしたものがあるとずっと残ってしまうんですよね。
XF27mm F2.8 R WRの場合は3つのモヤモヤがずっと消えませんでした。
私個人の感想ではありますので参考として見てください。
XF27mm F2.8 R WRの3つの不満
購入時に分かっていた事ではあるけど、いざ使ってみてもこの不満はずっと引っかかってモヤモヤしていました。
とても困るわけではないのだけれど、微妙に不便だなあと感じてしまうというもの。
見た目
まず見た目ですね。パンケーキレンズでどこがと思うかもしれないところですね。
この正面からのアングルは特に気にならないです。
このアングルからの見た目が心底嫌いです。笑
付属のレンズフードを付けた時や、フィルターを付けたこのアングルです。首から下げた時にカメラを見るといつも目に入ります。
モチベーションが微妙に見るたびに下がっていました。笑
何も付けていないと許せますが、フィルターなしで使うのは無理だなと感じました。
XF18mm F2 Rは付属の角型フードが付いていたり、X100Vはスクエアフードが4000円ほどで購入できるので、見た目も気に入っています。XF27mm F2.8 R WRもないわけでもないのですが、1万円ほどするのと、品切れ中で買うのは躊躇してしまいます。
他の不満点がなければ購入していたかもしれませんが、見た目が受け入れられませんでした。私の中ではかなり重要な事でした。
コンパクトが売りであるために、レンズフードがよく分からないコンパクトな形なのが残念でした。
開放F値が2.8である
F値が2.8通しであるということも、なんとなく引っ掛かる要素でした。
このように夜の江ノ島や、真っ暗なアートアクアリウムでも撮影は割と可能ではあったのですが、どうしても暗い場面では少し無理をした設定でないと撮影しにくいのが気になっていました。
日中の撮影のみであれば、F2.8でも何も問題もなく感じるはずです。
最短撮影距離
最短撮影距離は34cmです。換算41mmのレンズであれば割と普通なのかもしれませんが、34cmて意外と遠いんですよね。
換算50mmとかであればまだ良いんですけども41mmであるともう少し寄りたいという場面が非常に多く感じました。
特に不便を感じるのはテーブルフォトを撮影する時ですね。いつも最短撮影距離で撮影していましたがこの距離感です。
そういうレンズではないのかもしれませんが、カメラに付けっぱなしで普段の日常生活の中の何気ないシーンを撮影する上では、このようなテーブルフォトを撮影する機会も多いはずです。
撮り方や被写体の大きによってはそこまで気にならないかもしれません。
スイーツなど小さい物では寄れないために、撮影してもこれじゃない感が残ります、、、
そこまでのクオリティを求めるなと言われたらおしまいですが。
テーブルフォトや寄れない場面では代わりにXF18mm F2 Rを持ち歩くようにして解決したかと思っていましたが、レンズ交換が面倒くさいと言う結果になってしまいました。笑
まとめ
これはあくまで私個人の、1ユーザーによる使用感想です。
XF27mm F2.8 R WRはカメラにつけるとポッケに入るような大きさなので、気軽なスナップ撮影に最適であったりします。
このレンズのコンセプトは、「最小限の労力で最大限の美しさ」です。
持ち出しやすさ、持ち歩いている時の質量やサイズでのストレスの少なさがいちばんの魅力のはずです。
私自身、日常の記録はできる限り小型のレンズ一本で完結できるようにしたいという思いが強すぎて求めることが多くなてしまっているために性能を求めすぎてしまい、XF27mm F2.8 R WRの弱点が異常に気に掛かってしまいました。
XF27mm F2.8 R WRはスナップ撮影で使用している周りのフォトグラファーは絶賛している人がほとんどです。
スナップ撮影に使う!などテーマを決めての使用であれば、その本領を発揮するはずです。
どの場面でも使える万能レンズというわけではないという事は頭に入れた上で使うのであれば、問題はないだろうと思います。
カメラやレンズを新しく購入する時は、購入前に一度レンタルしてみて自分が本当に必要な機材か確かめた方がいいです。
私もさまざまなカメラやレンズを購入しましたが、思っていたのと違くて買っては売ってを繰り返していました。
レンタルしてみて本当に良いと思えた機材を購入した方が結果的に安く済みます。
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