ブラックミストとホワイトミストの違いを皆さんはお分かりですか?
写り自体は似ていることもある為、何が違うんだろうと思うこともあります。
レンズフィルターの効果の強さによっても変わってきます。
今回はブラックミストとホワイトミストの違いも見ていきます。
ブラックミストとホワイトミストで効果がどんな風に違うのか、レベルでどのくらい効果が違うのかも気になるよね
とりあえずブラックミストはよく聞く
ブラックミストとホワイトミスト
どちらもハイライトとシャドウを抑える効果があります。
ホワイトミスト
ホワイトミストは、全体を淡い色調にしてほんのり柔らかい描写にします。
逆光ではフレアのように光に包まれるような拡散効果がかかります。
オールドレンズのような描写にするレンズフィルターです。
ブラックミスト
ブラックミストは、微細な黒い拡散剤を光学ガラスで挟み込んだソフトフィルターです。
夜景や逆光では、光を拡散する効果があります。
レタッチなしで、映画のワンシーンのような写りにするレンズフィルターです。
ブラックミスト 作例
様々なメーカーからブラックミストは販売されています。
今回は、ケンコートキナー、K&F CONCEPTのものを利用しています。
作例はどちらも夜の写真です。
K&F Concept ブラックミスト 1/1
SONY α7ⅢとSIGMA 24-70mm F2.8 DG DNで撮影しています。
K&F Conceptの中で最も効果が強いブラックミストである1/1です。
光の拡散効果はかなり強めですね。嫌いじゃない描写です。
シャドウ部分が暗めなのは、光の主張が強すぎるので白飛ばない様にする為です。
効果が強くて、もはや光源は光の玉。笑
K&F Concept ブラックミスト 1/2
先ほどのブラックミストの半分の効果となる1/2です。
正直1/1と違いがあまり分からないほどの感じです。
1/2だとまだ強いと感じる人は多そうです。ただ1/1ほど光の主張が少ないのか、シャドウも少し上げやすいです。
光源のぼやけ感が目立つけど、まあまあ好きな人多そう
ケンコートキナー ブラックミスト No5
LEICA Q2とケンコートキナーのブラックミストNo5との組み合わせで撮影しました。
ケンコーのブラックミストNo5はかなり良い感じの光の拡散具合です。一番ちょうどいいです。
映画のようなワンシーンもこれならわかります。
とってもちょうど良い効果の感じだね。ただ光源によっては光の玉だね。笑
映画のワンシーンような??
ホワイトミスト 作例
ホワイトミストもケンコーの物を使います。
ケンコー ホワイトミストNo1
X-T30とXF35mmF1.4 Rの組み合わせで撮影しています。
ケンコーのホワイトミストNo1です。
ホワイトミストNo1はケンコーのブラックミストよりも好きな光の描写です。
ただ逆光でライトを浴びると拡散してフレアのようなモヤが強くかかります。
日中の太陽の光に当てると全体が霞がかってふんわりな写りになります。
日中はオールオドレンズのような描写となります。夜は光をブラックミストより綺麗に拡散してくれます。
満点です。夜使うならこれがいい。
昼はモワッとしたオールドレンズの様になるよね。
フィルター径ラインナップ
K&F Conceptのブラックミストのラインナップはこちら
ケンコーブラックミストNo5のレンズ系のラインナップはこちら
ケンコーホワイトミストNo1のラインナップはこちら
見てわかる通り、49mmより下の商品がありません。
FUJIFILMやVoigtlanderのレンズは49mmより下のフィルター系のレンズが多いため困ります。
ケンコーのブラックミストもホワイトミストも好きなので、49mmより小さいサイズのレンズフィルターの販売を願います。
今使用しているレンズはレンズ系は43mmなのでKANIのホワイトミストを使用しています。
値段は高めですが、ラインナップが豊富です。
作例は少ないため載せません。増えてきたら更新します。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
皆さんはホワイトミストとブラックミストどちらが好きですか?
私はホワイトミストが一番使いやすいと感じています。
ズームレンズなど、フィルター系が大きくなると値段も高くなってきますが、フィルター系が小さめのものは比較的安価で購入することができます。
いつもと違う写真が撮りたいという方はぜひ使ってみてださい。
カメラやレンズを新しく購入する時は、購入前に一度レンタルしてみて自分が本当に必要な機材か確かめた方がいいです。
私もさまざまなカメラやレンズを購入しましたが、思っていたのと違くて買っては売ってを繰り返していました。
レンタルしてみて本当に良いと思えた機材を購入した方が結果的に安く済みます。
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