モバイル版Lightroomで普段写真を編集している皆さん。
「レンズ」項目も使っているのではないでしょうか。
レンズ補正って知ってる?
あー、なんかよくわからないけどonにしてるよ
「自動」を選択すると勝手にオンになっているので、知らないうちに使っている方が多いと思います。
モバイル版しか使っていない方は、これが何か知らないという人もいるかもしれません。
レンズ補正とは、使用したレンズの色収差や歪み、周辺減光を補正してくれる機能です。
レンズ自体に電子接点がついているレンズであれば、その使用したレンズ情報が記録されるので、撮影時のレンズの種類やF値などがが読み込まれて、そのレンズのプロファイルを読み込んでくれます。
しかし、VoightlanderやLaowa、オールドレンズなどMF(マニュアルフォーカス)レンズには電子接点がないレンズが多く、モバイル版Lightroomだけだとレンズプロファイルを読み込むことは出来ません。
そのようなレンズで撮った写真にモバイル版Lightroomで「レンズ補正」を選択しても何も補正はかかりません。
PC版Lightroomでは、レンズ補正でレンズプロファイルを手動で選択する事が出来るため、電子接点のないレンズもプロファイルさえあれば選択する事ができます。(Lightroom CCでも可能)
今回は電子接点がないMFレンズのプロファイルをモバイル版Lightroomに読み込む方法を共有します。
注意 : 設定方法としてはPC版のLightroomを1度使用しますので、PCを持っていないという方は対応していません
モバイル版Lrに電子接点のないMFレンズのプロファイルを使う方法
PC版Lightroomをダウンロードする
最初に、PC版Lightroomをダウンロードしておきます。Lightroom Classicではありません。
モバイル版とリンクできるため、PC、スマホで写真の編集などした場合情報がリンクします。それを利用します。
adobeアカウントは同じものでログインします。
PC版Lightroomでレンズプロファイルを当てる
PC版Lightroomでモバイルと写真を共有できるようになったらもう簡単です。
写真にレンズプロファイルを選択して当てます
モバイル版Lightroomでレンズ補正のプリセットを作る
PC版Lightroomでレンズプロファイルを選択したら、モバイル版でもレンズプロファイルが当てられた状態に同期されるのを待ちます。
同期されたら、その写真からレンズプロファイルのみを選んだプリセットを作ることでいつでもモバイル版からレンズプロファイルを使用する事ができます。
まとめ
最初は一手間ですが、レンズプロファイルを登録さえしてしまえばモバイル版でもすぐに使う事ができます。
オールドレンズなどはそのレンズの色収差や歪みは、レンズの味と思う人もいます。
しかし、レンズプロファイルを使うと使わないのとでは全然変わってくるので、いつでも使える準備しておくのもよいかと思います。
レンズプロファイルによる色収差や歪みの補正は結構大きいよ
じょ、常識だよね!!!!
し、知らなかった
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