GRⅢを購入して見事にそのカメラの虜となりました。
その要素の一つが、GRⅢにあるイメージコントロールのネガフィルム調です。
このネガフィルム調、2023年の1月に追加されたばかりなのです。
最近、クラシカルやレトロな雰囲気がブームな私にとっては嬉しい色味です。
ネガフィルム調の色味は正直好きな人はかなり多いと思います。
FUJIFILMのクラシッククロームやクラシックネガが好きな人にはブッ刺さります。本当に
FUJIFILMよりさらに気軽にカメラを持ちたい人向けだね
GR3 ネガフィルム調
ネガフィルムの特徴
私はフィルム写真はよく分かりませんが、フィルム写真におけるネガフィルムの特徴は以下の通りのようです。
私は、動画のlog撮影の状態に少し近いのかなと認識しました。(合っているのかは分かりませんが)
色再現性
広いダイナミックレンジと豊かな色表現を持つ。さまざまな色調や諧調を正確に再現し、自然な色合いを表現する。
高い露出許容範囲
明るい部分や暗い部分のディティールを多く保持し、ジャイライトとシャドウの両方を正確に表現する。
フィルムの質感
フィルムの粒子やノイズが写真に絶妙なテクスチャーを与え、独自のアナログ感を出す。
レタッチの柔軟性
レタッチや色調補正の柔軟性があり、写真の表現をカスタマイズできる。
GRⅢのネガフィルム調
GRⅢにおけるネガフィルム調の特徴とは?
さまざまなネガフィルムの表現をベースに調整することで、ネガフィルムからプリントした写真の退色感を出しつつ、しっかりと色を出すという絶妙なバランスに仕上げました。
公式サイトより引用
あんまり色味の想像はできませんが、使ってみて感じたことと書いてある事は一致しました。
GRⅢにおけるネガフィルム調で撮影して感じた写真の特徴は
- 写真全体の彩度が下がる
- コントラストが下がる(明暗の差が低くなる)
- マゼンタ系の彩度が極端に下がる
- グリーンはシアンにかなり寄る
という事です。
伝わりやすく言うと、FUJIFILMのフィルムシュミレーションのクラシックネガとクラシッククロームを足したような色味です。(伝わる人には伝わるはず)
また別の言い方をすると、なんかエモい写りになります。
感覚的な表現にはなりますが、なんとなくイメージはつきやすいかと思います。笑
GRⅢのネガフィルム調のここが嫌
GRⅢのネガフィルム調で少し気になるところがあるのです。それがマゼンタ系の彩度が極端に落ちることとグリーンがシアン寄りの色味になるところです。
ですので、編集でマゼンタ系の極端に落ちた彩度とグリーンがシアン寄りになる色味は補正しています。
結果、FUJIFILMで大好きなクラシッククロームのような雰囲気と色味になって大変満足です。
(最初からFUJIFILMを使えというツッコミは無しで)
作例
最後に
しばらく或いは継続的にGRⅢではネガフィルム調を使い続けると確信しております。笑
ポジフィルム調も人気のイメージコントロールですので使ってみたいとは思いますが、ネガフィルム調と比べるとコントラストが強く好みとは少し遠い気もします。
とりあえず、ネガフィルム調はかなり気に入っていますのでGRⅢを買って良かったとこれだけでも感じることがきました。
気軽に写真を撮る上では、GRⅢとネガフィルム調の組み合わせは反則的に良いですよ。是非お試しあれ。
GRⅢの弱点て本当になんなんだろうか。
カメラらしい見た目ではないことくらいじゃないか?
カメラやレンズを新しく購入する時は、購入前に一度レンタルしてみて自分が本当に必要な機材か確かめた方がいいです。
私もさまざまなカメラやレンズを購入しましたが、思っていたのと違くて買っては売ってを繰り返していました。
レンタルしてみて本当に良いと思えた機材を購入した方が結果的に安く済みます。
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