今回は期限切れフィルムをメルカリで購入してきたので使ってきました。
期限切れフィルムはメルカリなどで比較的安価で入手する事ができるため、コストを抑えたいという場合はおすすめです。
しかし、写りはどうなるか分かりませんので自己責任となります。笑
動画で見たい方はこちら↓
FUJIFILM SUPERIA Venus
今回使ったのはFUJIFILMのSUPERIA Venusの400と800の期限切れフィルムです。
400の方は2009年に、800は2019年に生産を終了したみたいです。
今回入手したものは400は2005年に、800は2007年に期限が切れたフィルムでした。約20年前のフィルムです。
期限切れフィルムはどうしてもフィルムが劣化しているため、通常より長く露光してあげる必要があります。
10年過ぎる度に露出補正+1で撮影すると良いとされています。今回は約20年すぎているので最低でも+2段明るく取る必要がありました。
そこから念の為さらにプラスの+2~+3ほどで撮影しました。
値段
メルカリやラクマ、ヤフーショッピングなどで購入できます。
値段は原稿のフィルムより比較的安価で、1つ当たり1000円ほどの値段で購入できます。
特にSUPERIA Venusはまだ在庫を持っている人が多く高くないイメージです。
SUPERIA Venus 400 作例
まずはSUPERIA Venus 400の方から見ていきます。
カフェ撮影は暗くて露光時間が足りなかったみたいです、、、
露光失敗。
写りは想像していたものより遥かに良かったです。
彩度は少し落ちているのかもしれませんが、それが逆に目で見たのに近く自然な色味となっています。
SUPERIA Venus 800 作例
友人の写真展も。
SUPERIA Venus 800も400と似たような写りですね。
フィルムの劣化具合が同じなのか、元々このような写りなのか分かりませんが実用的だと感じました。
まとめ
いかがだったでしょうか。SUPERIA Venusを評価するとこんな感じですかね。
- 彩度 低★★☆☆☆高
- コントラスト 低★★☆☆☆高
- 粒子感 少★★☆☆☆多
- 滑らかさ 低★★★☆☆高
- 色のバランス 悪★★★☆☆良い
- 価格 安★☆☆☆☆高
実際本当に写っているのか心配になりながら撮影していましたが、現像から帰ってきて写りに驚きました。
比較的綺麗な状態の期限切れフィルムを購入してみましたが、それも良かったのかもしれません。
ちゃんと冷蔵庫などでずっと保存しているものもあれば、大体は押入れの奥とかに放置していたというケースな気がします。
現行のフィルムが高くなっていく今、期限切れフィルムをたくさん買うというのもありな選択ですね。
使う環境は限られるかもしれませんが良い選択肢だと思います!
私はフィルムカメラで撮影したフィルムを現像に出す時は郵送で桜カメラに毎回お願いしています。
フィルムの値段が上がる中、桜カメラは現像+データ化(600万画素CD書き込み)をフィルム1本480円という破格の値段でしてくれます。
CD書き込みでなくデータ転送となれば、桜カメラに届いた日の夜には現像データ化がされスキャンした写真データが送られてきます。それでもフィルム1本880円という安さです。
フィルムスキャン時の写真の仕上がりの要望も頼む事ができます。
海外のフィルムなど現像可能なフィルムの幅も多く本当にいつもお世話になっています。
フィルムカメラを使っている多くの人に桜カメラを知ってもらえればと思っています。
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