MENU
Yuya
Cityscape,Nightscape,スナップ写真など幅広いジャンルで趣味で写真撮影をしています。
SNSで活動もしておりますので是非作品もご覧ください。
お仕事の依頼も受け付けています。

入門にして最高峰のオールドレンズ Super-Takumar 55mm F1.8[作例あり]

当ページのリンクには広告が含まれています。

PENTAX Super-Takumar 55mm F1.8と言えばオールドレンズの入門のレンズとも言われています。

Super-Takumar 55mm F1.8はFUJIFILM GFXシリーズのラージフォーマットカメラでもケラレが発生する事なく使用できる数少ないオールドレンズの1つなのです。

オールドレンズの入門レンズと言われているSuper-Takumar 55mm F1.8ですが、実はかなり実用性の高いレンズなのです。

目次

PENTAX Super-Takumar 55mm F1.8

Super-Takumar 55mm F1.8は1960年台に発売された60年以上前のレンズです。

種類も初期型、前期型、後期型と3種類存在します。

Super-Takumar 55mm F1.8と言えば逆光時の特徴的なフレアやゴーストが有名です。

レンズの状態によってもフレアやゴーストの出方に違いはありますが、後期型が最もフレアやゴーストが出やすく人気と言われています。

初期型・前期型・後期型の見分け方

フリマアプリやお店などで購入する時は大体記載されているとは思いますが、記載されていない場合もあります。

手元には後期型しかないため、写真は後期型しか載せることが出来ませんが、それぞれ見分け方を見ていきます。

後期型

後期型はシリアル番号の記載位置だけで判別できます。

シリアル番号:1:1.8/55 シリアル番号 Asahi

指標マーク:♦️

絞り表記:F1.8が右側

前期型

後期型との見分けはシリアル番号のみで分かりますが、初期型と前期型はシリアル番号の位置が同じなので、前期型と見分ける時は指標マークや絞り表記位置も見ます。

シリアル番号:made in Japan シリアル番号 Super-Takumar

指標マーク:♦️

絞り表記:F1.8が右側

初期型

シリアル番号:made in Japan シリアル番号 Super-Takumar

指標マーク:❗️

絞り表記:F1.8が左側

外観

レンズ自体はとてもコンパクトであり、重さも215gと軽量です。

マウントはM42スクリューマウントとなるため、デジタルのカメラで使うためにはマウントアダプターを使い自身のカメラのマウントに合わせる必要があります。

私はK&F CONCEPTのマウントアダプターを使いGFXにSuper-Takumar 55mm F1.8を装着していますが、見ての通り装着時のレンズの中心位置が10時の方向になってしまい少し不満です。笑

マウントアダプターを付けてもかなりコンパクトに収まります。

レンズ性能

焦点距離55mm(aps-c82mm ラージフォーマット44mm)
最短撮影距離0.45m
FF1.8-16(22)
フィルター系49mm
マウントM42マウント
重さ215g
中古相場3000~10000円

比較的安価

Super-Takumar 55mm F1.8はオールドレンズの入門レンズと言われるほどなので、知名度の高い人気のオールドレンズです。

ですが、生産数が多かった事から個体数は多く値段も人気によって大きく変わることはありません。

買おうと思えば現在も3~4000円で購入可能です。

綺麗な個体や清掃済み個体などでは値段が少し上がりますが、高くても1万円前後で購入可能です。

私はメルカリで購入しましたが、タクマーレンズのみを清掃して出品しているユーザーから7500円でかなり綺麗な個体を購入しました。

GFXでもケラレなく使える

Super-Takumar 55mm F1.8フルサイズ(36×24mm)用のレンズですが、それよりも大きいセンサーであるGFXなどのラージフォーマットセンサー(43.8×32.9mm)でもケラレが発生することなく使えるのです。

しかも、周辺減光もかなり少なく画角の隅まで使える貴重なオールドレンズなのです。

PENTAX製のオールドレンズは周辺減光が少なく使える個体が多いですが、Super-Takumar 55mm F1.8もその1つです。

ですので、GFXでオールドレンズを使う場合、相性の良いSuper-Takumar 55mm F1.8を使う人は多いです。

Super-Takumar 55mm F1.8で撮った写真

Super-Takumar 55mm F1.8は開放F1.8でのピント面はしっかり解像していて、ボケも綺麗です。

逆光時は盛大にフレアやゴーストが出ますが、比較的コントラストの低下は少なく画質の低下は少ないと感じます。(角度によってはきつい)

絞ればカリッと写るのもまた良いところです。

まとめ

オールドレンズは現代レンズにないフレアや、ゴースト、ボケ感など写りをしてくれます。

この描写が好きでオールドレンズを使う人がほとんどです。

特にSuper-Takumar 55mm F1.8は使いやすく値段も安価で手に入るため、かなりおすすめのオールドレンズです。

現行のレンズを1本買おうと思うと、数万円から数十万円は当たり前にかかってしまいますが、オールドレンズであれば気軽に手を出しやすいのも良いところです。

オートフォーカスは使えないため、マニュアルフォーカスで自分でピントを合わせることになりますが、何にピントを合わせて撮影するかを自分で考えて撮影することにもなるため、「何を撮りたかったのか」がより明確に伝わる写真が撮れることでしょう。

何より、写真を撮っているぞという感覚がとても強く撮影体験自体が楽しくなるかもしれません。

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

よかったらシェアしてね!

コメント

コメントする

目次